 |
幕末、アメリカへの密航を企てた吉田松陰が隠れ住んだ家。茅葺屋根のこの家屋は当時の面影をそのまま残している。
江戸幕末の教育者あるいは勤王の志士として知られる吉田松陰は、1830年長州藩(山口県)の生まれ。
幼少より叔父・玉木文之進から厳しく教育され、兵学・儒学を学んだ。19才で長州藩の山鹿流軍学師範となったが、
佐久間象山から洋学を学ぶなど国際関係にも精通した。また、脱藩の罪で謹慎させられるなど行動の人でもあった。
渡米を図り弁天島から小舟に乗って、下田沖に停泊していた米艦に潜入しようとしたが失敗、下田奉行所に捕らえられ、
その後萩に幽閉されることになる。獄中で囚人たちに教育を行うなど教育者としても知られる。 出獄後に"松下村塾"を開き、
この塾からは高杉晋作、山県有朋、伊東博文ら多くの明治維新の指導者が輩出した。1858年の"安政の大獄"に関係したとして
翌年処刑された。29才の若さであった。
|