| ■太古の浪漫秘めた日本三古泉。 温泉ガイド |
 |
いわき湯本温泉は、伊予道後温泉および摂津有馬温泉と共に日本の“三古泉”として知られる温泉。この3ヵ所の温泉は「三箱の温
湯」と呼ばれ、多くの人々から親しまれてきた。 平安時代からは、那須、有馬、玉造温泉とならび当時の代表的な温泉場となり、戦国大名達も多く来湯した。
そして江戸時代になると、東北と関東を結ぶ温泉宿場町として栄え、多くの文人墨客も訪れた。明治以降は交通の発
達とともに観光地として栄え、より多くの観光客が訪れ賑わいを見せている。
雄大な太平洋の景観に恵まれ、小名浜港を始めとする数カ所の港から水揚げされる海の幸をたっぷりと味わうことが
できる。 太平洋に面した全長60kmにもおよぶ長い海岸線は「いわき七浜」と呼ばれている。白亜の灯台、白い砂浜と松林。
そして海に浮かぶ小島と風光明媚な名所が随所にある。
また周辺には歴史の旧跡、そして大自然に刻まれた渓谷が美しい姿を見せている。
|
| ●鶴の伝説 |
 |
ここ湯本温泉には鶴の伝説が残っている。 その昔、二人の旅人がここ佐波古の里を訪れると、傷ついた丹頂鶴が空から舞い降りてきた。そして湯気たちのぼる
泉に浸かっていた。かわいそうに思った二人が傷口を洗ってあげると、鶴は元気に飛び立っていったという。数日後、
巻物を持った高貴な美女が訪ねてきた。その巻物には「この佐波古の御湯を二人で開いて天寿を全うし、子孫の繁栄
をはかるべし」と記されていた。それに従い二人はさっそく湯本温泉を開いたという。
|
| ●馬の温泉 |
 |
ここ湯本温泉は、競走馬専門の温泉として運動器疾患の治療に大きな効果を上げている。湯本温泉の泉質といわきの
温暖な気候が、多くの駿馬のケガを癒す。あのトウカイテイオーやミホノブルボン
などもここで治療を受け元気になってレースに復帰している。サラブレッドを乗せた輸送車が街を行き交う。
|