鳥取県の中央にある三朝は山々に囲まれ、河鹿カエルが生息する清流、三徳川のせせらぎが静かに響くしっとりとした町である。三朝温泉は、町の中を流れる三徳川に沿って開けた温泉で、川の両岸に旅館が建ち並ぶ。温泉に入った後は、三徳川のせせらぎを聞きながら観光めぐりも楽しく、周辺は見どころいっぱいだ。
三朝温泉は、日本一のラドン含有量を誇り、疲労回復などに効くということから日本全国から治療と保養に人が訪れている。また無色透明のお湯は、飲むことができ消化器疾患などに効くという。町には、三朝温泉のラジウム含有量が世界一であることから、ラジウムの発見者であるキュリー夫人を称えて「キュリー広場」がつくられ、広場にはキュリー夫人像が建てられている。
三朝温泉の名物といえばやっぱり「河原温泉」。三徳川の河原に湯が湧く露天風呂で、青みかげ石で造られた純日本風の三朝橋の上流にある。大正時代から地元の人たちに親しまれ、いつでも、誰でも入ることができる。橋の上から丸見えだが、三朝温泉を訪れたなら一度は入りたい風呂だ。空を見上げれば青空。耳をすませば三徳川の水音。自然の空気に、体中の細胞が開放される感じ。日暮れとともに、入浴客が増える河原風呂。星空を眺めながらのんびり入るのもまた格別だ。
株湯は三朝温泉の源泉で、白狼伝説が残っている。その伝説とは昔、源頼朝の家臣・大久保左馬之祐が主家再興の祈願のため三徳山参拝にきた際に、年老いた白狼を見かけて射ようとするが、そのまま逃がしてやった。神様の使者であった白狼は、その報いにいで湯のありかを教えてくれたというもの。現在この株湯は小さな公衆浴場になっている。また少し離れた温泉広場には、この白狼伝説のブロンズ像が建っている。
東京〜(新幹線・智頭線)〜倉吉……約6時間
大阪〜(山陽本線・智頭線)〜倉吉……約3時間10分
名古屋〜(新幹線・山陽本線・智頭線)〜倉吉……約4時間
倉吉〜三朝温泉……バス20分
大阪〜(高速バス)〜三朝温泉……約3時間40分 1日6往復
大阪〜(マイカー・中国自動車道)〜三朝温泉……約3時間10分
東京〜米子空港……1時間
東京〜鳥取空港……1時間10分
名古屋〜米子空港……約1時間5分
大阪〜米子空港……1時間
米子空港〜三朝温泉……タクシー約1時間30分
鳥取空港〜三朝温泉……連絡バス約1時間