ホテル業界の動向



第21回 「日本人の賃金」は世界のトップレベルですが…

2004.07.30

日本の賃金を欧米諸国と比べると…

 以下の数字は各国の『時給』で、やっと最下位を脱し3位に浮上しました。

1位 「ドイツ」・・・22.06ユーロ(2,890円)
2位 「イギリス」・・・12.13ポンド(2,390円)
3位 「日本」・・・2,276円
4位 「フランス」・・・16.50ユーロ(2,160円)
5位 「アメリカ」・・・19.60ドル(2,100円)

 "日本もなかなかのものだ"と思ったものの、こんなはずではと思い直し「購買力平均」を調べてみました。すると"やっぱり"と言っては何ですが、残念ながら最下位でした。

日本の賃金を「購買力平均」で比べると…

 日本は世界一ともいわれる物価の高い国なのです。この賃金を「購買力平均」に換算すると現実が見えてきます。
 「購買力平均」とは異なった通貨の間の購買力を同等にするための「通貨換算率」で、ある同じ物を買う場合その通貨がどの位の購買力を持っているかを表します。或いは同じ通貨を使って同じ物を買う場合、日本で100買えるものが他の国では幾つ買えるかを表すものです。

「ドイツ」・・・161
「イギリス」・・・133
「アメリカ」・・・133
「フランス」・・・124
「日本」・・・100
※日本=100とする

 こうして比べてみると日本の物価はずいぶん高いですね。これでも「デフレ不況」で1998年以降下落傾向にあるのですから、以前はいかに高かったか。"不況脱却のためにはインフレ政策が必要だ"とする学者や政治家の意見がありますが、一市民としては納得できませんね。
 「デフレと景気低迷」の話はさておき、物価は安い方がいいのです。ドイツの水準までとは言いませんが、もっと下がるといいですね。そうなればもっともっと余裕がでます。

 それでは皆さん、宿泊料金も食事代も以前に比べればかなり下がっていますし、休暇も取り易くなっています。有給休暇を取ってホテルや旅館に行き、豊かな生活を楽しみましょう。

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