ホテル業界の動向



第4回 「国際旅行のランキング」 日本は何位…

2003.12.10

国際ランキングの第1位は…

 平成14年度において日本人海外旅行者数が1,650万人だったのに対し、訪日外国人旅行者数は520万人でした。国際旅行収支でみると35億ドル(3,600億円)の収入に対し264億ドル(2兆7,700億円)の支出で、なんと差し引き▲229億ドル(2兆4,000億円)もの赤字になっています。そこで『観光白書』から各国の国際旅行の状況をご紹介します。

▼『外国人旅行者受入数』(2001年度)の国際ランキング

1位
「フランス」(7,650万人・収入307億ドル)
2位
「スペイン」(4,950万人)・同314億ドル)
3位
「アメリカ」(4,540万人・同820億ドル)
4位
「イタリア」(3,900万人・同275億ドル)
5位
「中国」(3,310万人・同162億ドル)

韓国は32位(510万人)で、日本は35位です。

▼『外国旅行者数』(2000年度)の国際ランキング

1位
「ドイツ」(7,440万人・支出477億ドル)
2位
「アメリカ」(5,830万人・同650億ドル)
3位
「イギリス」(5,680万人・同362億ドル)
4位
「ポーランド」(*5,660万人・同36億ドル)・・・*?
5位
「チェコ」(*3,810万人)・・・*?

日本は10位で、韓国23位(550万人)です。ポーランドとチェコが上位にランクされているのは国境を越えて出稼ぎに行くからでしょう。

▼『国際旅行収支黒字』(2000年度)の国際ランキング

1位
「スペイン」(258億ドル・2兆7,000億円)
2位
「アメリカ」(169億ドル・1兆7,700億円)
3位
「フランス」(135億ドル・1兆4,100億円)
4位
「イタリア」(118億ドル・1兆2,300億円)
5位
「タイ」(50億ドル・5,200億円)

逆の『収支赤字ランキング』では、1位「ドイツ」、2位「日本」、3位「イギリス」となります。

 旅行者数1位となったドイツは受入数では11位(1,780万人)で、受入数1位のフランスは旅行者数では11位(1,730万人)です。奇しくもお互いに1位、11位のランキングですが、収支はドイツが差し引き▲5,660万人、フランスが+5,920万人です。
 金額でみるとドイツが▲293億ドル(3兆2000億円)の赤字で、フランスは135億ドル(1兆8000億円)の黒字、経済大国ドイツと観光大国フランスを象徴するデータとなっています。またアメリカは国際旅行の収入・支出ともにトップで、実は世界一の観光大国でもあります。

アジアランキングの第1位・・・中国とマレーシア(?)

▼『外国人旅行者受入数』のアジアランキング

1位
「中国」(3,310万人・収入177億ドル)
2位
「香港」(1,370万人・同82億ドル)
3位
「マレーシア」(1,270万人・同49億ドル)

以下タイ、シンガポール、マカオ、インドネシアと続き8位「韓国」、9位「日本」です。

▼『外国旅行者数』のアジアランキング

1位
「マレーシア」(3,050万人・支出19億ドル)・・・?
2位
「日本」(1,780万人・同318億ドル)
3位
「中国」(1,040万人・同131億ドル)

以下台湾、韓国、香港、シンガポールと続きます。日本ではなくマレーシアが1位(?)、このデータ(観光白書)ちょっとおかしいですね・・・。

日本人の訪問先・・・第1位はアメリカです

 外国旅行者数では世界10位で、海外旅行の支出では世界4位の日本人。さてどこへ行くのでしょうか。

▼『日本人の海外旅行先』ランキング(2001年度)

1位
「アメリカ」(412万人)
2位
「中国」(238万人)
3位
「韓国」(237万人)
4位
「香港」(133万人)
5位
「タイ」(117万人)

 ここ数年の傾向として、アメリカは減少傾向(前年比▲12.1%)で中国は増加傾向(前年比+25.2%)にあるようです。なおアメリカの数字には、日本人に人気のある「ハワイ」(152万人)と「グアム」(90万人)は含まれていません。
ちなみに私もここに挙がった7ヶ所に全て行ったことがありますので、"なるほど"と納得した次第です。

次回は「アジアの1位・・・日本ではなくマレーシア(?)」についてご紹介します。

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